


楽天payはスマートフォンを利用した決済サービスで、現金よりも素早く支払いをすることが出来ます。
ただ、こういう新しいものを初めて使う時って「これで大丈夫かな…」とちょっと緊張しますよね。
なので今回は楽天payの使い方と注意点について詳しく説明していきたいと思います。
また、初心者がよく疑問に思う事もまとめてみましたので是非参考にしてみてください。
なお、この記事は楽天payアプリをダウンロードしている前提で解説します。
詳しい始め方については以下の記事でも紹介しています。
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楽天payの使い方
楽天payでは3つの支払い方法があります。
- バーコード/QR提示
- QRコード読み取り
- セルフペイ
ただ、「バーコード/QR提示」「QRコード読み取り」の利用が大半で、セルフペイに関してはほとんど使うこともありません。
なのでこの記事では「バーコード/QR提示」「QRコード読み取り」のみ解説します。
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バーコード/QR提示
コンビニはすべてこの方式なので、おそらく一番使う頻度が高い支払い方法になります。
手順も一番簡単です。
[box05 title=”決済の流れ”]- コード・QR払いをタップ
- レジにて定員に「楽天payで」と伝える
- コードを見せ、読み取ってもらって決済完了[/box05]
まず、アプリを起動してコード・QR払いをタップしてください。
画面を開いてレジを待ち、自分の支払いになったら「楽天payで!」と定員に伝えます。
たまに楽天edyと間違えられることがありますので、ハッキリと言うようにしましょう。
すると定員さんがコードを読み取ってくれるので、スマホ画面を提示します。
私はいつもレジに置いていますが、相手に向ける形でも自分の好きなやり方で大丈夫です。
コードを読み取りが成功すると、以下のような画面になります。
これにて楽天payでの支払いは終わりです。

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QRコード読み取り
次が二番目に利用する確率の高い決済手段になります。
手順としてはこんな感じで、先ほどの方式よりも少し面倒です。
[box05 title=”決済の流れ”]- コード・QR払いをタップ
- レジにて定員に「楽天payで」と伝える
- 「QR読み取り」をタップ
- レジ前にあるコードを読み取る
- 支払う金額を入力
- 入力した金額を定員に見せて、確認を取る
- 「スライドでお支払い」を右へスワイプして、決済完了[/box05]
まず、アプリを起動してコード・QR払いをタップしてください。
次に「楽天payで!」と定員に伝えます。
するとQRを読み取るように言われるので、右下にある「QR読み取り」をタップしてください。
するとスキャン画面になります。
この状態でレジ前のQRコードを読み取ってください。
そうすると、金額を入力する画面に移行します。
ここに自分の支払い金額を入力します。
金額を入力して完了ボタンを押すと、最後の確認画面になります。
ここで支払い金額が間違っていないか定員に見せて確認してください。
定員の確認がそれ次第、「スライドでお支払い」を右へスワイプして決済を行います。
以下の画面になりましたら、決済完了です。
使えるお店
楽天payの使い方が分かったところで、実際どんなところに使えるのか見てみましょう。
ジャンルごとに抜粋してまとめてみました。(※2019年8月現在)

この他にもたくさんのお店で利用できますので、もっと知りたい方は公式ページをご確認ください。
[jin-button-shiny visual=”shiny” hover=”down” radius=”10px” color1=”#d32323″ color2=”#d32323″ url=”https://pay.rakuten.co.jp/shop/” target=”_self”]楽天payが使えるお店 一覧[/jin-button-shiny]
楽天payを使う上での注意点
ここまでは楽天payの使い方や使える店舗について解説してきました。
でも実際は、「楽天payの加盟店だから安心!」とは限りません。
ここでは楽天payを使う上での6つの注意点を紹介します。
- 電波が悪い・電池切れだと使えない
- 一回の支払いでの利用上限がある
- 楽天ポイントでの支払いは3万ポイントまで
- クレジットカードの限度額を超えると利用不可
- 設定によって還元率が変わってしまう
- コンビニの商品以外の支払いには使えない
それぞれ見ていきましょう。
電波が悪い・電池切れだと使えない
楽天payは決済時にデータの通信を伴います。
なので、以下のような状況では楽天payが使えない可能性があります。
- 地下など携帯の電波が悪い場所
- 通信制限などでデータ通信が極端に遅い場合
ただ、「可能性がある」程度でこのような事態になることはあまりありません。
実際、私が使っている格安SIM(楽天モバイル)の通信制限下でも問題なく使えました。
ただ、携帯の電池が切れている時はさすがに使えないので気を付けましょう。

一回の支払いの利用上限がある
楽天ペイの支払いは店舗によって上限が決まっています。
- コンビニ(上限4000円)
- その他(上限50万)
最も利用するであろうコンビニの上限が思ったよりも低いので、頭に留めておきましょう。

楽天ポイントでの支払いは3万円ポイントまで
大きな買い物の際には楽天ポイントを出来るだけ消費したいですよね。
しかし、楽天payでの一回の支払いでは最大30000ポイントまでしか使えません。
それ以上に使いたい場合は、別の会計で使用する必要があります。

クレジットカードの限度額を超えると使用不可
楽天payはクレジットカードを紐づけて「後払い」によって決済しています。
このようにカードの上限が来ていないのであれば、問題なく使えます。
しかし楽天payに紐づけているクレジットカードの限度額以上の買い物は出来ません。
全ての支払いを一つのカードに集約していると、稀に限度額ギリギリになってしまう人もいますので気を付けましょう。

また、この事態は「他のカードを登録する」ことで対処可能です。
もし複数のカードを持っているのであれば、事前にすべて登録しておくことをオススメします。
設定によって還元率が変わってしまう
楽天payでは何で支払いをするのか設定で変更することが出来ます。
支払いとして利用できるのは以下の三つがあります。
- クレジットカード
- 楽天ポイント
- 楽天キャッシュ
このうち、最も高い還元率になるのはクレジットカード支払いの場合のみです。
図解を用いて、詳しく見てきましょう。
まずはクレジットカード支払いの場合ですが、キャンペーンなどが何もない時には楽天payの還元率は1.5%になります。
※図解では還元率1.0%のクレジットカードを使用した場合で解説しています。
このように、還元率1.5%は楽天ペイでの支払いとクレジットカード引き落としの還元率を合計して達成しています。
次に楽天キャッシュと楽天ポイントの場合です。
このように、楽天ポイントなどを支払いに使うと「クレジットカード利用の還元」が受けられなくなってしまいます。
じゃあどうやって支払うと一番いいの?と疑問に持つ方もいると思うので、私がどのようにしているのか紹介します。

- まずはさっさと使いたい、期間限定ポイントで支払い
- 使い終わったら通常ポイントは使わず、クレジットカード経由で支払う
- 余った通常ポイントは「楽天市場」「楽天モバイル」などでゆっくり使う
ただこれはあくまで私のように「楽天モバイル」など他の楽天サービスを多く使っている人向けになります。
楽天のサービスをあまり使っていないという方は、どんどん楽天ポイントを使っていった方が良いんじゃないかなと思います。
コンビニの商品以外の支払いには使えない
「コンビニの商品以外」ってなんやねん!と疑問に感じると思うので、以下に書き出してみました。
- ネットショッピング等でのコンビニ払い
- itunesカード等のプリペイドカード
- 公共料金の支払い
- 宅急便・宅急便コンパクト送料
- 切手・はがき・印紙類
- ゴミ処理券等の金券類
- 一部の自治体指定ごみ袋
- 電子マネーチャージ
- コピー、FAX
これらはコンビニ独自の商品ではなく、外部から委託されて置いている商品やサービスですので支払いは「現金のみ」になります。
基本的にはどのコンビニでもこのルールは同じです。
例外としてセブンイレブンの「セブンネットショッピングでの商品店頭受け取り」のみ可能となっています

楽天payのよくある疑問
ここまでは楽天payの注意点について解説してきました。
ここからは楽天pay初心者が疑問に思うことについて紹介します。
- チャージの仕方が分からない
- クレジットカードみたいに使ったら通知が来るの?
- 手数料とかかからないの?
- 楽天ポイントと楽天キャッシュで足りない分はどうやって払うの?
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チャージの仕方が分からない
楽天payにはチャージ機能がありません!
こう考える方が想像しているのは、おそらくnanacoなどの電子マネーでしょう。
こういった先払い式の電子マネーと違って、楽天payは登録したクレジットカードから支払われるのでチャージする必要がありません。

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クレジットみたいに使ったら通知が来るの?
楽天ペイでも通知が来ます!
楽天会員に登録したメールアドレスに以下の情報が記載された詳細が送られてきます。
- ご利用日時
- 伝票番号
- ご利用店舗
- 電話番号
- 決済総額
- ポイント利用
- お支払い金額
- 獲得予定ポイント
それに加えて、楽天payアプリからも支払い履歴を確認できます。
次に楽天payお支払い履歴をタップすればOKです。

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手数料とかかからないの?
楽天pay自体を利用するのに手数料などは一切かかりません。
登録やアプリのダウンロードも無料で、年会費もありません。
なので利用者にとってはデメリットがほとんど無い、ただただ便利なサービスと言えるのではないでしょうか。
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楽天ポイントと楽天キャッシュで足りない分はどうやって払うの?
ポイントなどで足りない分は、すべて紐づけしているクレジットカードから支払われます。
この際、還元率が変動することに注意しましょう。
「あれっ、思ったよりもポイントがついてないな?」となったら、この還元率の変動であることが多いです。

まとめ
今回の内容を確認しましょう
[box04 title=”今回の内容”]注意点
- 電波が悪い・電池切れだと使えない
- 一回の支払いでの利用上限がある
- 楽天ポイントでの支払いは3万ポイントまで
- クレジットカードの限度額を超えると利用不可
- 設定によって還元率が変わってしまう
- コンビニの商品以外の支払いには使えない
疑問点
- 楽天payは後払い式なのでチャージは必要なし!
- 使ったらメールで通知が来て、使用履歴もアプリで見られる。
- 利用者はアプリのDL、手数料、年会費などが一切かからない。
- ポイント等で足りない分はクレジットカード払い。また還元率が変動することに注意。
楽天payは非常に便利なサービスで、楽天を利用している人ならほぼ必須級です。
特に余りがちな期間限定ポイントを消費できるのが、嬉しいところ!
是非沢山活用して、おトクに生活していきましょう!