
先日、ipad pro12.9インチを購入してウキウキで使っていたのですが、気になることが一つ。
これ、充電遅くない?
というわけで、ipad proの仕様を調べつつ付属充電器の代わりを探し回り、やっと満足いくものを見つけました。
それが「ravpower RP-PC112」です。
・届いてびっくり、驚愕の小ささ。
・61Wの高出力でノートPCすら急速充電。付属充電器さん完全敗北。
・もはやapple製品、シンプルでスマートなデザイン
現状ipad pro(特に12.9インチ)やMacBook prの充電器を探しているなら、おそらくこれがベストでしょう。
ただこの充電器が必要になる人は実はそんなに多くありません。
良い面ばかりレビューしている方が多いですが、ちゃんとデメリットもあります。
そういった私が実際に使った上で感じた良いところ・気になるところをズバッと解説していきますね!
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RAVPower RP-PC112のスペック・比較
商品名 | RAVPower RP-PC112 |
本体サイズ | 49mm x 49mm x 32mm 重量:約105g |
入力 | 100V-240V, 50/60Hz, 1.5A |
出力 | 5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3A, 20.3V/3A |
内容 | RAVPower RP-PC112充電器 本体 ユーザーガイド |
公式サイト | RAVPower公式サイト |
カラーバリエーションはブラックとホワイトの二種類です。
どちらもシンプルでかっこいいのですが、今回はホワイトを選択。ホワイト系統が多いapple製品との統一感を意識してみました。
それじゃまずは良いところから紹介していきます!
良いところ
驚くほどの超小型サイズ
は???え、ほんとに?小さすぎでしょ…
これが初めてこの充電器を見た時の私のリアルな感想で、思わず部屋の中で笑ってしまいました。笑

ろくみん
実物のサイズは49mm x 49mm x 32mmとなっており、apple純正20Wの充電器と比較してみてもほぼ同じ大きさになっています。

ネコマル
そうなんです。出力が40W以上違うのに純正充電器と同じ大きさなのはまさに驚異的。
最新技術である窒化ガリウムを採用した事による小型化はここまで凄いのかとただただ感心しておりました。

ただ横に小さくなった分、ちょっと厚みを感じました。例えるなら四角い積木ブロックを持っているイメージでしょうか。
iPad純正充電器と比べると、少しだけ分厚いことがわかります。

横幅がほほ同じな分、厚みがあるRavpowerの方が体積的には大きい計算ですね。
ただ出力が61Wな事を考えるとでこの小ささは正直頭がおかしいレベル。
重さも103gしかないので、カバンに入れてもほぼ重量を感じません。

もはや「あれ、持ったっけ??」って心配になるくらいの軽さです。
出来るだけ荷物を減らしたい。でも急速充電はしたい。というワガママな人にはピッタリと言えるアイテムの一つでしょう。
折りたたみ式プラグで持ち運びも安心
小サイズ化を実現している影の立役者。それが折りたたみ式プラグです。
見てください。apple純正充電器のダサさを。

そんなあなたにRAVPower RP-112!

はい、スマート。出来る男は身だしなみを整えるもの。
出来る充電器はプラグをしまっておくのですよ。
61Wの高出力で高速充電可能
ここまで外観も機能性もRAVPower RP-112の圧勝ですが、本当にすごいのは61Wの高出力に対応している点。
大抵のデバイスであれば、ほぼほぼ何でも急速充電可能です。
ネコマル
ろくみん
ネコマル
ろくみん
ネコマル
ろくみん
このRavpower RP-PC112 を実際に使ってみるとiPad Proに付属する20Wの充電器と比べて、約2倍ほどの速度でモリモリと電池が増えて行きます

これだけ色々なデバイスを急速充電出来るので、出歩く際はこれ一つだけ持っていけばもう安心。
荷物を減らして、ウキウキ気分でお出かけしましょう。
気になるところ
スマホの充電速度が速くならないかも
この充電器を使えば充電速度が速くなる!とは限りません。
というのも各デバイスで充電する際の最大出力が決まっており、それ以上の出力で充電しても意味が無いんですよね。
デバイス | 最大出力 |
iphone | 約18W |
ipad pro 11インチ | 約30W |
ipad pro 12.9インチ | 約45W |
ノートPC | 45W-100W |
なので現在既に18Wの充電器でiphoneを充電している人は、充電器を変えたからと言って充電速度は速くなりません。
ノートPCなどは大きな出力が必要ですが、普通のタブレット程度であれば61Wなんて必要ありません。強いて必要になるものと言えばipad pro 12.9インチくらいでしょうか。
ネコマル
ろくみん
なのでiphoneだけしか充電しないのであれば、このような18Wの充電器で十分です。
そしてタブレットまで充電したいのであれば30W程度のもの。
MacBook などのノートPCやiPad pro 12.9インチも充電したいなら、今回レビューしているRP-112のような60W出力以上の充電器。という感じでしょうかね。
無駄に高いものを買う必要も無いので、自分の用途に合ったものを選びましょう!
冷静にちょっと高くない?
ここまで敢えて値段に触れてきませんでした。
というのも個人的に「ちょっと高いくない?」と感じたからなんですよね。
※2021年1月20日時点 amazon
カラー | 値段 |
Ravpower RP−112 ホワイト | 3599円 |
Ravpower RP−112 ブラック | 2599円 |
20W iphone純正充電器 | 2200円 |
iphoneやipadが数万するので感覚がマヒしているかもしれませんが、3000円という値段は決して安くはないと考えています。
これだけの性能を考えたら、むしろ良くこの値段で販売しているな~と感じなくは無いですが、できればもっとお手軽な値段だと嬉しいですよね。
type-Cポートは一つだけ
サイズ良し、機能性良し!の商品ですけど、明確な弱点が一つ。
それが充電ポートが一つしかないってこと。

スマホとタブレットなどを同時に充電したい場面では不利になってしまいます。
ただこういった場面は私が生活している限りでは非常に稀。
仮に同時充電したい場面でも急速充電のおかげですぐに片方の充電が終わるので、ポートが一つしか無くてもほぼ困りません。
ただ複数デバイスを同時に充電する機会が多いなと感じる人は、素直に2ポートタイプの充電器を買った方がいいかなと思います。
コンセントを塞ぐ…かも
はじめてみた時は「ちっさ!」と思った充電器ですが、コンセントに挿して使ったら隣のコンセントを埋めてしまっていました。
ろくみん
私のように延長ケーブルなどに挿して使おうと思っている人は、隣を塞いでしまうかもしれないので気を付けましょう。
RAVPower RP-PC112を買うべき人。辞めた方が良い人。
今回のおさらい!
色々とデメリットもレビューしてきましたが、総合的に見てかなりのポテンシャルを持っているのは間違いなさそうです。
ただこの充電器が必要なのは
スマホやタブレット、ノートPCを一つの充電器で急速充電したい!
というユーザーくらいかなと感じました。
ipad proを使っている人でも基本30Wの充電器で十分です。そっちの方が小さくて使いやすいですしね。
早まって無駄に大きな充電器を買わないように!
以上、ろくみんでしたー!