ネコマル
ろくみん
疲れて家に帰った時なんて何もする気が起きません。
パッと置いて充電できるなら、こんなにいい事はありませんよね。
というわけで今回は非接触充電器の「Anker PowerWAVE 10 Pad」をレビューしていきます。
充電器界のパイオニアことAnkerが販売しているこの商品。
実際に使ってみて感じた特徴はこんな感じ。
- シンプルなデザイン
- 充電はポンっと置くだけ
- ケーブル断線の心配なし
- 表面がゴム製で位置ズレに強い
置くだけで充電できるタイプの充電器を探している人向けとしては、めちゃくちゃコスパの良いアイテムだったので紹介していきます。
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Anker PowerWave 10 PadのスペックとAnker製品比較
商品名 | PowerWave 10 pad |
本体サイズ | 100mm x 100mm x 11mm 重量:約67g |
入力 | 5V-2A / 9V-2A |
出力 | 5W / 7.5W / 10W |
内容 | Anker PowerWave 1.2m Micro USBケーブル(ACアダプター別売り) 取扱説明書 18か月保証(Anker会員登録で+6か月) ユーザーマニュアル カスタマーサービス |
公式サイト | Anker公式サイト |
今回紹介しているものはブラックですが、他にもホワイトもラインナップされています。
自分の好みや部屋の雰囲気等に合わせて選べるのは嬉しいですね。
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ろくみん
非接触充電器は立てかけて使うスタンド型と置いて使うパッド型の二種類があります。
今回紹介するパッド型のAnker製品だけでもこれだけの種類があり、迷ってしまうのも当然です。
ネコマル
なので今回紹介するAnker PowerWave 10 Padの立ち位置の確認も兼ねて、これらのAnker商品を簡単に比較してみました。
商品名 | 出力 | ACアダプターの有無 | 電源 |
Anker PowerTouch 5![]() |
最大5W | × | micro USB |
Anker PowerWave 10 Pad![]() |
最大10W | × | micro USB |
Anker PowerPort Qi 10![]() |
最大10W | × | micro USB |
Anker PowerWave Base Pad![]() |
最大10W | × | micro USB |
Anker PowerWave Pad Alloy![]() |
最大15W | × | USB-C |
Anker PowerWave II Pad![]() |
最大15W | 〇 | ACアダプタ |
Anker PowerWave II Pad![]() |
最大10W ※合計最大20W |
〇 | ACアダプタ |
Anker PowerWave+ Pad with Watch Holder![]() |
最大10W ※合計最大10W |
〇 | micro USB |
これらを購入する際に考えるべきポイントは以下の二つ。
考えるべきポイント
- 最大出力
- 同時充電可能なデバイスの数
特に最大出力の値は充電器を選ぶ際にはとても大事なポイント。
これが大きいほど充電時間が短くて済む。とは言え出力が高くなるほど、値段も吊り上がっていきます。
5Wもあればairpod程度は急速充電可能ですし、少しくらい充電が遅くても良いという人は最大5Wのもので問題ないでしょう。
非接触充電器 最安モデル(5W)
ただiphoneであれば最大7.5Wの急速充電に対応しているので、やはり一番のおすすめは10W出力のモデル。
Galaxyなどを使っている人は10Wでの急速充電に対応しているので、最大限スペックを引き出せます。
ろくみん
iphoneを使っている人向け(10W)
中にはスマホと同じ形状のタイプもあります。
こちらだとスマホが振動してもズレにくい設計になっているのがメリットですね。
スマホの中には10W以上の出力に対応しているモデルも…
15W出力対応:
– LG V50 / LG V40 / LG V30 / LG G8 / Sony Xperia XZ3
11W出力対応:
– Pixel 4 / Pixel 4 XL
これらのようなスマホを使っている人は最大15W出力対応モデルも候補に入ってくるでしょう。
どちらを選んでも大きな違いはありませんが、個人的には充電器を別途用意する必要のない「Anker PowerWave II Pad」を推しておきます。
ハイエンドandroidユーザー向け(15W)
apple watchを持っている人や二つのデバイスを充電したい人はこれらのモデルがおすすめ。
カップルやファミリーなら一つあると非常に便利ですね。
2台同時充電がしたい人(10W)
これだけたくさんあると迷いますが、今回紹介するAnker PowerWave 10 Padは基本となる10Wモデルの中で最安のハイコスパな商品っていう感じですね。
それでは実際にレビューしていきます。
Anker PowerWAVE 10 Padの本体
内容物はこの通り。本体と充電ケーブルのみ入っています。
デザインはLEDランプとAnkerのロゴがあるだけというシンプルさ。
表面はマットな質感のゴム製で、わりとサラサラした手触りです。
部屋に置いてもダサく感じないスマートなデザインは流石Anker製といったところでしょうか。
micro USBの充電口は本体上部にあるので、実際に使用する際はこのようなスタイルになります。
欲を言えばUSB Type-Cに対応してほしかったですが、2000円という低価格なのを考えたら贅沢言えません。
ちなみに、付属しているこのケーブルは多くのAnker製品と同じ充電ケーブルなので兼用することも可能です。
本体の大きさは縦10cm x 横10cm x 厚さ1.1cm。大きさの比較としてボールペンを横に置いておきます。
重さは66gと、非常に軽量。
投げたらフリスビーのように華麗に飛んでいきそうなほどの軽さ。まあ基本的には置いて使うと思うので、重量はあまり関係ないかもしれませんね。
Anker PowerWAVE 10 Padのメリット
ポンッと置くだけ。カンタン充電。
このタイプの充電器、最大のメリットはやはりこれ。
置くだけで充電できてしまう圧倒的な手軽さ。一度体験したらもうケーブルには戻れません。
基本的には寝室のベッド横などに設置して、寝てる間にのんびり充電する。といった使い方が一番向いているんじゃないかと感じました。
寝る前にケーブル抜き差しするの地味にめんどくさいですからね。
ケーブルが切れた!? そんな悲劇とはもうおさらば。
スマホを充電してると、ケーブルのこの辺りがめちゃくちゃ切れません??
ちなみに私は既に何本ものケーブルを駄目にしてきている生粋のデストロイヤーです。
そんな私のような人でもAnker PowerWAVE 10 Padを使えば、そんな事件はもう起きません。
なんてったって…
スマホをつなぐケーブルが無いから!!
これこそ最強の防御と言っても過言ではありません。
私のように数多くのケーブルを犠牲にして悲しんできた破壊神の方々には特に嬉しいメリットでしょう。
実際の実力を調査してみた
実際に使ってみないと、本当の実力は分かりませんよね。
というわけで一体どれくらいの性能なのか色々と実験してみました。
充電器を傾けてみた
写真だとちょっと分かりづらいかもしれませんが、この充電器は表面自体が微妙に沿っている形状になっています。
サラサラの質感といい、表面の形状といい、
ろくみん
というのが第一印象。なので実際にどれくらい位置ヅレしやすいのか検証してみました。
使うのはiphoneの水平器で、徐々に角度をつけていってどこまでスマホが耐えられるのか実験します。
まずこれが0度の状態。流石にこれは大丈夫ですね。
まずは10度傾けてみました。
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普段使う時はこんなに傾けることなんてありませんし、普通に使う分には位置ヅレは気にしないでも良いでしょうね。
ただ表面自体がサラサラしているので、ふとした衝撃には弱いかもしれませんからそこは注意しましょう。
ネコマル
ろくみん
というわけで検証の結果、位置ヅレはほぼしないという事が判明しました。
これならいつの間にか充電できていなかったという心配も少ないですね。
買う前に知るべき注意点
充電中はスマホを使いづらい
充電しながらスマホをいじる人は多いはず。
ですがこのタイプの充電器だと、ずっとこの円盤の上にスマホを置いておかなければいけないのでスマホをほぼ使えません…
音ゲーなどのゲームをやろうものなら、くるくると回って出来たもんじゃありませんでした。
なので基本は夜寝る前に置いて充電するなどという使い方が良いのでしょうね。
apple watchは充電できない
最近使用者が増えてきたapple watchですが、この充電器ではワイヤレス給電をすることができません。
基本的にQi規格に対応しているものなら充電可能なので、充電したいと考えているデバイスがQiに対応しているか一度確認してから購入するようにしましょう。
急速充電するには充電器選びが重要
こういう場合はきちんとした充電器を使っていないパターンがほとんど。
PowerWave10を急速充電で使う場合にはQuick Charge 2.0/3.0対応急速充電器、標準充電モードを使用する場合も5V/2A出力以上の充電器が必要となります。
意味わからん…結局どれ選べばいいの…
という人はこれを買えば間違いありません。
Ankerが販売しているPowerIQ2.0以上に対応している商品の中で最安のモデルです。
PowerWave10 padと一緒に買えば非接触充電で困ることは無いでしょう。
気になる質問 Q&A
スマホリングが付いていると充電できない?
基本的に充電できません…
スマホリングの材質は多くの場合、アルミニウムなどの金属。
金属が充電器とスマホとの間にあると、非接触充電が正常に動作しません。
スマホリングを付けている人は充電の時に外すか、もしくは非接触充電自体をあきらめるしかありません。
100%になったら充電はちゃんと止まる?
100%に到達した時点で充電は停止します!
このAnker PowerWAVE10Padは過充電防止機能がきちんと搭載されているので、充電のしすぎでバッテリーを劣化させたりすることを防いでくれますのでご心配無用です。
PCからの給電は出来る?
5V/2A以上のスペックが必要なので、充電できません!
PCからの給電は基本○○程度が一般的なので、要求スペックには届きません…
また充電できたとしても急速充電にはなりません。
なのでやはり別途ACアダプターを用意するのが良いでしょうね。
車内で使える?
車の中の充電器は出力弱いので厳しいです…
たとえ使用できたとしても、車の運転の振動で位置ヅレしてしてしまい充電どころじゃないと思います。
基本は室内の静かな場所での使用が基本でしょうね。
非接触充電器の入門には最適な良アイテム
というわけで、今回は「Anker PowerWave 10 Pad」をレビューしてきました。
- シンプルなデザイン
- 充電はポンっと置くだけ
- ケーブル断線の心配なし
- 表面がゴム製で位置ズレに強い
- 充電中はスマホが使いづらい
- 充電口がmicro-USB
2000円という安さながら、これといった欠点の見つからない。まさに文武両道のような商品でした。
もちろん非接触充電器ならではの弱点もありますが、それは他の非接触タイプの充電器も同じこと。
置いて充電してみたい
という入門編としてはこれ以上ないほどのクオリティでした!
気になる方はぜひ手に取ってみてください。
以上、ろくみんでした。