キャッシュレス化がどんどん進む現代。
もはや現金が無くても生活できるレベルにまで来ています。
そんな矢先にふと思ったんですよね。
無駄に財布デカすぎない??
という事に。
そもそも財布の中のカードをは4枚しかないのに、カードポケットは大量にあることに気づいてしまいました。
二つ折り財布を愛用していましたが、ポケットに入れると分厚くて邪魔に感じてきてしまい
ろくみん
と常々思うように。
モヤモヤしたままでは気持ち悪いので、気になっていた薄型財布「Bellroy Note Sleeve」を思い切って購入!
若干使い方に工夫が必要ではありますが、いい商品であることは間違いナシなアイテムだったので趣味全開でレビューしていきたいと思います。
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Bellroy notesleeveのスペック
とは言ったものの、そもそもこの財布を作っているBellroyについて知っている人はほぼ居ないと思うので簡単に解説しますね。
Belloyはミニマルなフォルムと機能性を兼ね備えたアイテムに定評のあるブランドで、財布の他にもバッグやポーチなど優れた商品を多数開発しています。
会社としても10年以上の歴史があり、まさに「知る人ぞ知る」お洒落なアイテム請負人的なメーカーです。
ネコマル
そんなBellroyの製品の中でも創業当時からの圧倒的な売れ筋商品が、今回紹介する「Belloy Note Sleeve」です。
Note Sleeveの特徴
- カード最大11枚収納
- 一般的な財布の半分以下の厚さ
- スキミング防止機能付き
- 小銭入れも完備
といった機能を実現しているとんでもない商品です。
その機能性とデザインに心打たれて購入していく人が後を絶たない。まさにベストセラーと呼ぶにふさわしい逸品なのです。
ろくみん
そんなNote Sleeveはカラーバリエーションの多さも魅力の一つ。
一色しかない財布だって多いのに、この選択肢の多さは驚きを通り越してドン引きレベル。
ネコマル
正直買うときにめっちゃ迷います。どれも良さがあって全部買いたいくらいですが、そうもいきません。
迷いに迷って悩んだ挙句、最終的に無難なブラウンの色にしました!
日本人は最終的に安定した選択をするというのがお決まりみたいですね 笑。
というわけで今回は私の購入したブラウンのNote Sleeveをレビューしていきたいと思います。
他の色の詳しい画像が見たい人はBellroyの公式HPで確認してみてください。
Bellroy notesleeveの外観・機能
購入して実際に届いたのがこちら。
厚みのある紙袋が箱代わりになっており、最初何が届いたのか分かりませんでした 笑
開ける前からとんでもなくワクワクさせてくれますね。
中を開けると入っているのは基本的に財布のみ。
縦長の長方形型が特徴的な財布が顔を覗かせます。
財布のサイズは縦102mm, 横90mmと非常にコンパクト。
手に持つとこんな感じ
縦長のフォルムかつ薄型なので、しっかりと手のひらに収まります。
また、これだけ小さいのでTシャツの胸ポケットにもスルッと収納可能です。
財布をしまう時にスッと胸ポケットに入れると出来る大人っぽくてカッコイイので買った際はぜひやってみてください。
財布全体はなめし加工が施されたプレミアムレザーを使用。
元々は動物の「皮」だったものを、素材としての「革」として生まれ変わらせる技術のこと。これにより素材の劣化を抑えつつ、柔らかさと強度を持たせることができます。
実際に財布の表面を触ってみると、引っ掛かりの少ないサラッとしたような印象でした。
色合いはマット質感で、ツヤは少ないのが特徴。ただ使っていくうちにエイジングされて艶やかさが出て来ましたので、使いがいがあるというものです。
なめし加工のプレミアムレザーを使っていることもあり、長く使って色合いの変化を楽しんでいけそうに感じました。
右下にひっそりとある「Bellroy」のロゴが良い雰囲気で、デザイン全体も落ち着いていていい感じです。
ろくみん
変にメタリックなロゴなんかが付いていると、個人的にはかなりダサいと感じるのでこのデザインは本当に素晴らしいなと感じます。
裏側には縫い糸の色があるくらいで、無駄を省いた本当に最小限な見た目。
ただお洒落な遊び心も忘れていません。
財布を開くとツートンカラーの美しさが目を引きます。
外側の色と相性の良い色が刺し色として入っており、スマートなデザインながらカジュアルな雰囲気を感じますね。
ちなみにこの色違いの部分も外側と同じプレミアムレザーを使っており、手触りなんかも一緒です。
カードポケットは正面に三つのみ。と思いきや、札入れのところに隠しポケットが一つだけあります。
この場所はとてもカードが取り出しにくいので、使用頻度の低いカードや名刺なんかを忍ばせておくといいかもしれませんね。
ただここにカードを入れると財布が分厚くなりやすいので、基本使わないのをお勧めします。
またカードは左側のポケット裏にも収納できます。
入れたカードは付属のベルトを引っ張ることで、シュッと取り出しやすい位置に飛び出させることが可能です。
ただ後述しますが、その使い勝手自体はイマイチなので過信しないのが吉でしょう。
ネコマル
三つあるカードポケットは最初は少し入れづらく感じました。
しかし使っていくうちに革が馴染んできてスルッと出し入れできるようになりますのでご安心を。財布を育てる気持ちでゆっくり使い込んでいくのがいいですね。
ただ革が馴染むとはいえ、一つのポケットにカードは基本一枚にした方が無難です。
一枚入れた状態でもしばらく使っているとこのように多少跡がついてしまいます。
二枚なんて入れた日には…大体どうなるかわかりますよね?
長く使うためにも入れるのは一枚までにしておきましょう。
札入れは日本のお金に最適化されたサイズ感。
お札自体も引っ掛かったりすることなく、普通の二つ折り財布と同じ感覚で使うことができました。
また日本のお札は世界的に見てもかなり大きいため、海外へ行った際もその国の紙幣を問題なく財布に収めることが可能です。
ネコマル
札入れの内側はちょっとした模様がプリントされています。
どんな意味が込められているのかは分かりませんが、普通にお洒落なので個人的には気に入っています。
小銭入れは札入れの脇に備え付けられています。
落下防止の蓋をペラッとめくった場所に小銭入れが隠れています。
空間自体は指二本がギリギリ入る程度で、小銭入れとしては心許ないと言わざるを得ません。
基本は小銭を持ち歩かず、どうしても出てしまった場合のみ収納するというのが一番賢い使い方かなと思います。
小銭入れの蓋にも刻印されていますが、このBellroy notesleeveはスキミング防止の「RFID防止」機能を搭載しています。
日本国内であれば治安もいいので安心かもしれませんが、海外旅行などでちょっとした不安を払拭してくれるのは嬉しいですね。
しばらく使ってみて分かったこと
実際の使ってみて評価を考えてみると、かなり使い手を選ぶな…と感じました。
というのも良くも悪くも、良いところと悪いところがハッキリしているんですよね。
というわけで全部丸ごとズバッと丸々解説しちゃいますね。
ジャストなサイズ感と使い勝手の良さのバランスが神
このBelroy notesleeve何が凄いかって、最低限の装備でありながら機能性にも優れているところなんです。
上から見た時のサイズ感は一般的な二つ折り財布と同じですが、縦長な構造になっているのがとても秀逸。
今までの財布では手に持つ際は財布を横にする必要がありましたが、Belroy notesleeveでは正面にして持つことが可能になっています。
このおかげで手に持った形のまま自然と財布を広げることができるんです。
使い勝手としては小型の手帳のようなイメージ。
最初はちょっと違和感を感じましたが、慣れると本当に便利なので今ではとても気に入っています。
カードの入れすぎに注意
公式ではこの財布に入るカードの上限が11枚となっていますが、これを鵜呑みしてはいけません。
私が使った感じ、最大でも5枚程度に抑えておいた方がいいと感じました。
これが何もカードを入れていない状態。

カードなし

カード4枚

カード7枚

カード11枚
11枚の状態なんてもはや見るも無残な姿になっているのが分かると思います。
薄型財布が売りなのに、カードをたくさん入れて厚くなっていたらまさに本末転倒。
6枚以上入れたい人は素直に普通の二つ折り財布を買うのが良いかなと思います。
引き出しベルトが使いづらい
Belroy notesleeveの特徴の一つである、カード取り出しのベルト。
一見便利そうに見えますが、使い勝手はちょっと微妙な感じなんですよね…
使っていて気になったのは以下の二つの点。
- 引き出すときにカードが引っかかりやすい
- カード収納が面倒
このベルトを引っ張ることで中のカードが飛び出してくるのですが、これが割と曲者。
このようにまっすぐ素直に出て来てくれないことがしばしばあるのです。
こうなるとカードが財布の縫い目に引っかかり、スッと取り出すことができません。
またもっとウザいのがカードをしまう時。
指の腹でググッとカードを強めに押してあげないとベルトがしっかり中に戻ってくれないんです。
こういった事が起こるのはおよそ3割くらいの確率なので、まあまだ許せる範囲ではあるのですがわずかにストレスを感じるのは事実。
便利な機能であることは間違い無いので、ベルロイさんには是非とも改良を頑張って欲しいところですね。
小銭入れは使わないのが吉
この財布を選ぶ人は、薄型で小銭入れが付いているからという人も一定数いると思います。
私もそうですが、カード・お札・小銭を入れられてデザインにも優れた薄型の財布って本っ当に少ないんですよね。
だからこそ、このNoteSleeveが魅力的に見えると思うのですが…
小銭入れは無いものと思え!!
というのも単純に使い勝手が非常に悪いから。
小銭入れで大事なこと
- 小銭の取り出しやすさ
- どれだけお金を入れられるか
これらすべて最低レベルと言っても過言ではありません。
またコインを入れると財布の外側にくっきりと跡が見え、長時間その状態を放置すると変な癖が付いてしまう危険性があるのも気になりました。
実際にコインを入れた状態がこちら。
こんな状態でずっと放置していたら、変な形に革が馴染んで跡がついてしまう事間違いなし。
なので私は家に帰ったらすぐ小銭を貯金箱に入れるようにして対策しています。
ネコマル
また一番大変なのは小銭を出す時です。
小銭入れの入り口は非常に狭く、指を入れてコインを取り出すのは至難の技なので基本財布をひっくり返して取り出すことになります。
このように小銭入れは何かと不便が多いので、現金支払いで小銭が出る可能性が高い人は別途小銭入れを用意するか他の財布を検討することをお勧めします。
財布にカードを入れたまま電子決済は不可
電車の改札を通る時に昔よくやっていたのが、財布にSuicaを入れたままタッチして通るというもの。
ネコマル
今で言うとクレジットカードについているQuickPayなどの支払い時にも同じような事ができますね。
ただこれBellroy Notesleeveでは不可能になっています。
原因はスキミング対策用のRFID防止機能。
外からの電波を財布自体が防いでしまうため、財布越しに非接触決済などを利用する事ができないようになっているんです。
私は店先にて財布越しの電子決済をドヤ顔でやろうとして失敗してめっちゃ恥ずかしい思いをしたので、これから購入する人は十分気をつけてくださいね。
こだわり派のミニマリストも納得の完成度は伊達じゃない。
今回はBellroy Notesleevesをレビューしてきました。
- カード最大11枚収納
- 一般的な財布の半分以下の厚さ
- スキミング防止機能付き
- 小銭入れも完備
- カード入れすぎると割と分厚い
- 引き出しベルトがちょっと使いづらい
- 小銭入れの完成度がイマイチ
デザインも機能性も全部妥協したくない。そんなこだわり派な人にぴったりの商品でした。
ただやはり小銭は入れづらいので電子決済中心の生活が出来る人の方が真価を発揮するなぁと感じました。
薄くてカッコ良くて使いやすい。
シンプルながら確かな実力を感じさせるこのアイテムが気になった人は是非手に取ってみてください。
以上、ろくみんでした!