可愛い動物ランキングでも、いつも上位いいる「うさぎ」。
そんなうさぎ達を見放題な夢のような場所が広島県にあります。
そこが大久野島こと、「うさぎ島」です。
うさぎ島では、1000羽を超えるほどのうさぎが放し飼いにされています。
そんなうさぎ島を日帰りでも120%楽しむための方法をご紹介します。

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うさぎ島とは
うさぎ島の正式名称は「大久野島(おくのしま)」と言い、広島県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島です。
周囲4.3kmという小ささにもかかわらず、大量のうさぎが生息していることから「うさぎ島」という愛称で国内外から親しまれています。

大久野島「うさぎ島」の感想
フェリーを降りて島に上陸したら、そこはもううさぎ達の国です。
島にいる間は視界にずっとうさぎがいるほどです。
人にも慣れており、のんびりとくつろいでいる姿を間近で見ることができます。
のんびり、休憩中~
道路の上にも!
足を投げ出して寝転んでいるのは、リラックスしてる証です。
木の下にも!
カメラに興味深々!!?
た…立ったーー!!
このように可愛いうさぎと戯れる事の出来る世界で唯一の場所です。
うさぎ好きなら見逃せません!

営業時間
そんな魅力的なうさぎ島ですが、この島の営業時間はおよそ8時から19時となっています。
なぜ「およそ」なのかというと、大久野島へ向かうルートよってフェリーの最終便の時間が違うためです。
そのため、日帰りで観光する場合はフェリーの運航時間をきちんと確認しつつ行動するようにしましょう。

アクセス
では大久野島へどうやって行けるのか?ですが、主に以下の3つのルートがあります。
- 忠海港(ただのうみこう) → 大久野島 (オススメ)
- 三原港(みはらこう) → 大久野島
- 盛港(さかりこう) → 大久野島

忠海港 → 大久野島
このルートが最もフェリーの運航が多く、大久野島への観光客は主にこのルートを使う場合が多いです。
特に本州から向かう人はこのルートになると思います。

公共交通機関(電車・バス)で行く場合
忠海駅まで着いたら、改札を出て右へ向かって歩いてください。
しばらく歩くと「フェリー乗り場」と書かれた看板がみえてきます。
ここまで来たら、道に沿って進めば港へ出ることができます。
あまり距離もないため、ほとんど迷わず港まで行けると思います。
車で行く場合
車の場合は無料の駐車場がありますので、そちらを利用しましょう。

ただ、GWや土日などの繁忙期は観光客が多く、駐車場に停められないことも多いです。

なので、クルマで行くことにこだわらないのであれば、電車を利用するのも一つの手です。
料金・チケットの買い方
うさぎ島へのフェリーのチケットは、この建物で買うことが出来ます。
中に入るとこのような券売機があるので、そちらで購入しましょう。
料金は以下の通り、いたってシンプルです。
大人 | 620円 (往復) |
---|---|
子供 | 320円 (往復) |

フェリーで車を運ぶことも出来ますが、大久野島内では車は通行できません。
なので港の駐車場に車を置いて、人だけでフェリーに乗るのが基本です。
こちらの小屋にはうさぎをモチーフにしたお土産や、うさぎの餌が売っています。
[jin-button-flat visual=”” hover=”down” radius=”50px” color=”#54dcef” url=”” http://rabbit-island.info/”_self”]うさぎ島公式サイト[/jin-button-flat]
うさぎの餌は島内に売っていないので、ここで忘れずに購入しましょう。
また中には喫茶店も併設されていて、簡単なドリンクや軽食が頂けます。

フェリーの運航時間
フェリーは平日と土日。行く時期によって運航時間が変化します。
自分が旅行する時期を考えて、事前にフェリーの時間をきちんと確認しましょう。
これに乗り遅れたらうさぎ島に取り残されることになります。
帰りは19時15分のフェリーが最終なので、日帰りの方は乗り遅れないようにしましょう。

乗り遅れそうな場合は島内の宿「休暇村」からの無料送迎バスを利用しましょう。
日帰りの人でも利用でき、フェリー乗り場(第二桟橋)までラクラク移動できます。
歩き疲れた方は帰りに利用してみるのも良いですね。
忠海港 → 大久野島ルートの注意点
土日の混雑がすごい
このルートは大久野島へ行く人の大半が使うため、土日などは非常に混雑します。
酷い時だと駐車場に車が停められないだけでなく、フェリーの待ち時間が3時間以上になってしまう場合もあります。

フェリーの予約が出来ない
TDLやUSJではアトラクションを予約して、早く乗れるファストパスがありますよね。
しかし、この忠海港から出ているフェリーにそんなものはありません。
基本的には先着順になりますので、繁忙期に行く人は混雑を事前に考慮して旅行の計画を立てるようにしましょう。

三原港・須波港 → 大久野島
フェリーの運航時間
このルートは土日・祝日のみ利用できる高速船「ラビットライン」が出航しています。

ラビットラインは一日に5便だけ運航しています。

なのでこのルートを使用する際には、少し早めに港へ着くように気をつけましょう。
帰りの便が16時台で終わってしまうので、午前中からうさぎ島へ行くのがオススメ。
料金
高速船「ラビットライン」のチケットは忠海港からのフェリーと比べて少々高めです。

チケットの買い方
ラビットラインのチケットの買い方は以下の三種類があります。
- 当日券(出発30分前から販売)
- 電話予約(乗船1か月前から予約可能)
- ネット予約(2019年6月時点では受付休止中)
船の乗車定員が70名程度と少ないため、行く日が決まっているのであれば、事前に予約をしておいた方が無難です。
特に繁忙期は観光客も多くなるので、注意です。
ラビットラインを予約した場合、運賃は現地の現金払いです。
三原・須波ルートの注意点
ラビットラインの不便さ
やはり忠海港のフェリーと比べると、土日・祝日のみで運行本数が少ないです。
また乗車人数もあまり多くないので、多少不便であることは間違いないでしょう。
うさぎの餌が売っていない
忠海港ではうさぎの餌(ペレット)が売っていたのですが、こちらの港では販売していません。
そのため、事前にニンジンやキャベツなどを用意して港へ行くようにしましょう。
ただ餌を買い忘れてしまった場合でも、三原駅近くにコンビニやイオンがあるのでそこで調達することも出来ます。
盛港 → 大久野島
盛港は公共の交通機関がほとんど無いため、このルートを使う観光客はあまり多くありません。
ただ四国から大久野島へ観光に行く場合にはこのルートが非常に便利です。

車で行く場合
無料の駐車場は台数こそ多くはないものの、利用者が少なく、混雑はあまりない様子です。
料金・フェリーの運航時間
盛港からのフェリーの料金表はコチラです
大人 | 300円 (片道) |
---|---|
子供 | 150円 (片道) |

盛港からのフェリーは忠海港と同じ大三島フェリーが運航しています。
ただ盛港からのフェリーは少なく、およそ一時間に一本しかありません。
場合によっては二時間ほど待つことになってしまうので、時間には気をつけましょう。
盛港 → 大久野島ルートの注意点
港の周りに店が非常に少ない
港の周りにスーパーなどがほとんどありません。
なので、ウサギの餌などは忘れずに準備するようにしましょう。
また大久野島で食べる軽食のようなものも、早めに準備しておくことをオススメします。
日帰りでも120%楽しむ方法
餌を複数用意する
うさぎからモテモテになるのに必要なものは何か……それはズバリ「うさぎの餌」です。
大久野島のうさぎは基本的に餌を持っている人に集まってきます。
なので、うさぎにモテまくりたいという人は、うさぎの餌をちゃんと持っていきましょう。
その上で、更にうさぎからモテまくりたい!という方は複数の種類の餌を持っていくのがオススメ。
うさぎにも餌の好みがありますので、数種類の餌を持っていけば、多種多様な餌の好みを持つうさぎを沢山集めらるので、あっという間にうさぎハーレムの完成です。
ろくみん
一袋で「キャベツ」「ニンジン」「レタス」など入っていますので、これと「ペレット」を用意すればお手軽に色々な餌を準備することが出来ます。
また袋も持ち運びしやすく、餌もあげやすいのでコスパ最強ですね。
食べさせてはいけない野菜もあるので、事前によく確認しましょう!
最後にうさぎの餌についてのレビューをまとめておきますので、これから行く人は参考にしてみてください。
ペレット | うさぎに必要な栄養が凝縮。食いつきが断トツで良かった餌。 |
---|---|
キャベツ | よく食べてくれる。なんなら丸ごと。食べさせ過ぎると下痢になるので注意 |
ニンジン | 食いつきは普通。葉っぱの方が好きらしい。スティックだと映える写真が撮りやすい |
レタス | あまり食べない印象。でも食べるうさぎも普通にいる。 |
ブロッコリー | もしゃもしゃ食べてるのを見た。やっぱり緑の野菜が好きなのかな |
装備を整える
ネコマル
やはりちょっと萎えてしまう事があると、旅行を120%楽しむのが難しくなってきます。
うさぎ島にはフェリーで行きますし、付いたらお店などはほぼありません。
なので必要なものは事前に用意して、万全の状態でうさぎ島を楽しめるようにしましょう。
以下では具体的にうさぎ島観光におけるオススメの装備について紹介します。
動きやすい服装
履きなれた靴と動きやすい服装はほぼ必須です。
うさぎ島って一周すると大体3時間ほどかかります。
それだけでも疲れるのに、うさぎと戯れるために立ったりしゃがんだりを繰り返すので余計に疲れます。
ネコマル
なので、ちょっとした運動をするつもりで来るのがオススメです。
最近は疲労しにくいインソールもあるので、そちらで対策するのもアリですね。
便利な持ち物
携帯バッテリー
フェリー・うさぎ島の中ではスマホを充電できる場所はありません。
フェリーの待ち時間や、うさぎの写真・動画撮影などでスマホの充電はゴリゴリ削られていきます。
加えてうさぎ島の一周におよそ二~三時間ほどかかるので、気付いたら充電が無いなんて事も…
ろくみん
可愛いうさぎの写真や動画をたくさん撮りたいのに、充電が無くなってしまっては元も子もありません。
なので、携帯用のバッテリーを一つ持っていくのがオススメ。
今では持ち運びも便利で高性能の物も多いので、まだ持っていない人は検討してみましょう。

ゴミ袋
一度行った際に思ったのが、ゴミ箱がほとんどないなぁということ。
なので自分で出したごみをしばらくの間持ち運ぶ必要があります。
やはりお菓子や軽食を持っていく人が多いと思いますので、ごみをまとめられるようにスーパーの袋などを持っていくと便利です。

ウェットティッシュ
うさぎの餌を触ったりなど、うさぎ島では手が汚れる機会がとても多いです。
特に子供はいろんなものを触りがち。
その割に手を洗う水道もあまりないんですよね。
なのでウェットティッシュを一つ持っていくと非常に重宝します。
昼食やおやつを持ち込む予定の人は、忘れずに持っていくようにしましょう。
虫除けスプレー
うさぎ島は自然に恵まれた綺麗な島ですが、歩道の周りは基本ジャングルの様に木が生い茂っています。
そうなると、やはり「虫」も沢山います。
冬はまだしも夏場は結構気になるかもしれません。
なので日焼け止めなどと併用するためにも、虫よけスプレーも持っていくといいでしょう。
ネコマル

うさぎが空腹の時期を狙う
日帰りの短い時間で120%楽しむなら、うさぎハーレムを作るのが必須です。
ただ、餌を持っていてもうさぎがあまり来てくれない場合もあります。
ろくみん
観光客が多いとすでに沢山餌をあげているので、うさぎがおなか一杯な事が多いです。
なので、うさぎハーレムを作るならうさぎが空腹の時を狙う必要があります。
またうさぎは夜行性なので夕方から朝方の方が活発なのも考慮すると、うさぎ島に行く際は以下のことを考えると良いでしょう。
- 観光客の少ない時期
- 人が少ない場所
- うさぎが活発な朝方の時間帯
うさぎ島は入口の方に人が多く、奥へ進むにつれて人も少なくなってきます。
つまり餌をあげる人が少ないので、奥にいるうさぎほどおなかを空かせていることが多いです。
ろくみん
なので入り口付近である程度うろうろしたら、さっさと奥に進むのがおすすめ。
ただフェリーの時間もあるので、遅れないように時間は常に気を付けるようにしましょう。
まとめ
たくさんのうさぎと触れ合える「うさぎ島」
島の一周も3時間ほどなので、日帰りの旅行にはピッタリです。
また、綺麗な景色も見られるのでデートスポットとしてもgood!
機会がありましたら、是非とも大久野島へ足を運んでみてください。